【BLOG】もう迷わない!壁紙リフォームで後悔しないアクセントクロスの選び方”3つ”のポイント
壁紙ってどうやって選べばいいですか?アクセント壁も検討していますが、何を基準に選らんだらいいか、わからなくて。。。
メーカーとか、ルールとか教えてほしいです!
壁紙の選び方については、とてもよく質問いただきます!
メーカーさんの「見本帳」だけで選ぶのは要注意です。
リフォーム時の壁紙の選び方、基本の知識をお伝えしますね。
アクセント壁失敗パターン例
壁紙のリフォームをされた方にお聞きする事3つの感想です。
- 思っていたより普通だった
- 柄がイメージと違った
- 下地のデコボコが目立った
特にアクセント壁については、イメージ違いということがないように、事前にできることや選び方が注意ですね。
何度も貼替えされたり、私のようにご提案+施工現場を見ていると、見本帳やサンプルで見ている壁紙と実際の仕上がりのイメージの相違がわかります。
初めてアクセントクロスを選ぶ方にとっては、壁紙の選定基準もわからず、イメージ違いが多くなります。
壁紙選び方の知識があるだけで、失敗しにくくなりますよ!
壁紙の種類
大きくわけて【量産クロス】【1000番クロス】の2種類があります!
それぞれの特徴は、、、
- リーズナブル
- 白系が多い
- 各メーカーが常時在庫
- 施工性が良い
- 1,000円/m
- 色・柄豊富
- 機能性クロス
- リフォーム不向きもある
量産クロスは、お部屋のベースとなるクロスとして考えるとOKです。最近は、ホワイト系以外も色柄が増えていて、バリエーションも多数。
クロス選び時には量産のサンプル帳を必ず取り寄せしてみましょう!
輸入クロスに注意!
最近は輸入クロスが人気ですね。。。
デザインが素敵で、デザイナーさんが手がけた有名ブランドのクロスもあります。
国産クロスと輸入クロスの大きな違いは「素材」
リフォームの現場では、施工する場所を注意しないと、汚れが目立つことになります。
- ビニールクロス:汚れにくい
- 幅:約90cm
- 値段:量産 or 1000番
- 納期:短期間(即日可能)
- 紙クロス:汚れやすい
- 幅:約30~60cmなどあり
- 値段:ロット単位 or 高級
- 納期:数カ月かかる場合も
でも、国産ではない風合いや色使いで、お部屋の印象を大きく変えることができます。
施工する場所を注意しましょう。
【輸入クロスNG場所例】
- 水まわり:キッチン・洗面・トイレ
- 光の当たりやすい場所:リビング壁
- 照明が当たる場所:間接照明で壁を目立たせる場所
※いずれも、貼替えの場合は控えた方がいい場所です。新築同様に壁の下地を造作する場合は、NGとは限りません。業者様と相談の上、施工エリアを検討しましょう。
選ぶポイント
- できる限り厚手クロスを選択
- アクセント壁は多くしすぎない
- アクセント壁紙はメリハリをつける
よく聞くキーワードだと思いますが、いざクロス選びする時には、とても重要なポイントです。
1.できるだけ厚手クロスを選択
リフォーム現場では、現在のクロスをはがし、裏の薄紙を残して下地パテ処理後にクロス貼ります。
下地処理をしても光が当たると下地が目立つ場合があり、必ずサンプルを触って、厚めのクロスを選ぶのが仕上がりがキレイです。
▼下地処理▼
リフォームは、壁紙をはがした後、下地に不陸(凹凸)があります。クロス屋さんがパテ処理も丁寧にしてくれますが、工期とパテ範囲にも限界が全面パテ処理はできません。
新築は、石膏ボードが新しく上にクロスを貼る為(新貼り)、ボードの継ぎ目とビスの跡をパテ処理します。
2.アクセント壁は多くしすぎない
アクセントだらけになっている部屋見たことありませんか?
好きな壁紙ばかりを部屋中に貼ってしまい、結局落ち着かないお部屋に。。。
部屋の中の色使いは3色を目安に選定してください。
空間には、壁紙のほかに、床・壁・天井・カーテン・家具があります。たくさんの色があると、おもちゃ箱の中みたいなお部屋になってしまいます。
↑サンゲツ様カタログより画像をお借りしています。
3.アクセント壁紙はメリハリを
人気の「くすみカラー」アクセントにしたくなりますね!
グレイッシュなくすみ色の中でも、濃さが重要。小さなサンプルで見るより、広範囲で施工した場合は色が明るく仕上がります。
アクセントを主張したい箇所は濃い目を選択する方が、メリハリがでます。
A4サイズのサンプルを実際施工する場所に、照明や自然光のもとで試してみて、はっきりアクセントになっているか検討しましょう。
↑サンゲツ様カタログより画像をお借りしています。
メリハリをつけて、アクセントクロスを選びましょう。
クロス選びに失敗しない準備
業者さんが丁寧に説明してくれることもありますが、ご自身でも知識をつけ、事前の準備をするのがおすすめ!
施主としてできることを3つあります。
サンプル取寄せ
クロスを扱っているメーカーのホームページでサンプル取り寄せ可能!
国内メーカーのサイトをご覧ください。
※会員登録が必要な場合があります。
※必要以上にサンプル取寄せしても迷うだけです。1~2社に決めて取り寄せを。
ショールームで実物を見る
水まわりだけでなく、壁紙もショールームに行ってみませんか?
その場でサンプルのお持ち帰りができます。(念の為ショールームに事前相談ください)
ショールームに行くメリットは?
- 事前に予約するとアドバイザーさんに提案してもらえる
- 見学後気に入った品番サンプルを持ち帰り可能
間取り図面・イメージ画像(スマホに保存でOK)
WEBシミュレーション
あらかじめイメージをシミュレーションできます!
自分の思っているイメージに近い色を選択できるので、検討持参の短縮になります。
メーカーホームページでシミュレーション可能なサイトがあります。
床・壁・天井の簡易コーディネートができるので、業者さまとの打ち合わせもスムーズです。
↑サンゲツ様・シンコー様のサイトより画像をお借りしています。
↑リリカラ様・東リ様のサイトより画像をお借りしています。
まとめ
- 必ず実物サンプルで確認
- アクセント壁はメリハリと最小限のスペースのみ
- リフォームでは厚手のクロス選定
せっかくのリノベーション&リフォーム、自分で勉強もして成功させましょう!
自分ではできない~~!って方は、お気軽にご相談くださいね。