【BLOG】マンションリフォームのポイント 『洗濯パン』 正しい選び方ご存知ですか??
洗濯パンのホコリがとても気になります。みなさんどうやってホコリよけしてるんですか?ゴミが溜まってそうで気になるし。。。排水の掃除がしにくくて困ってます。
洗濯パンには選び方があり、お住まいに合った洗濯パンを選定すると掃除もしやすいんです!でも知らない人が多くて。。。
リフォーム時にはぜひ知っておいてほしい知識をお伝えします!
洗濯パン設置する理由
そもそも洗濯パンを設置する利用はご存知ですか?
- 階下への水漏れ防止
- 洗濯時の防音対策
※主に2つが考えられます。
主に「階下」への迷惑がかからないように設置することがほとんどです。
ということは、マンションは必須と考えていいですね!
賃貸マンションで洗濯パンの設置がない場合もありますが、基本的には漏水・防音対策として、、設置あるマンションの方が安心できます!!
戸建では洗濯パンは
①ゴミがたまる ②場所が必要になる ③洗濯機後ろの掃除がしにくい
などの理由から設置しない方が多くなっています。
洗濯パンの種類
サイズの幅が主に3種類で、奥行は全て640mmとなります。
- 640×640mm
- 740×640mm
- 840×640mm
- TOTO
- LIXIL
- カクダイ
- シナネン
- テクノテック
・・・・・・・など
サイズをお伝えした時によくあるご質問が、、、
ドラム式洗濯機を買う予定ですが、640×640mmサイズじゃ無理ですよね。。。?
大丈夫です!!640×640mmサイズの洗濯パンでもドラム式設置は可能です。
ドラム式でも脚の位置は640mmより内側の約600mmの部分となり、洗濯パンとちょうどぴったり位置に脚が設置されます。
ただ、ドラム式設置の移動や搬入を考えると、少しでも余裕があるのがベストです。
洗濯パンの種類
種類があるのはご存知ですか?
リフォームの際は、業者様からぜひご説明していただきたい内容です。
大きくわけて3種類です。
①は一般的に普及していて、賃貸マンションや通常リフォーム時に設置することが多い洗濯パンです。
②はある意味特別なタイプで、洗濯排水の位置に合わせて嵩上げしたタイプです。
(長谷工仕様の「チャンバー」がある場合に利用すると、大工工事が不要になることがあり、施工がスムーズです)
おすすめ洗濯パン:嵩上げタイプ
マンションでは定期的に洗濯排水の高圧洗浄があり、その時にトラップを外します。
嵩上げタイプの洗濯パン以外では、洗濯機の下に排水口が隠れてしまい、洗浄するには洗濯機を移動するよう言われることがあります。
現在、嵩上げタイプじゃない場合
すでにリフォーム済で当面リフォーム計画もない場合、嵩上げパーツを購入可能です。
ホームセンターで「嵩上げ」のパーツのみ購入
排水トラップと洗濯機の間に空間を作る!
【注意】嵩上げパーツ購入前に!
▲フタが開くか確認▲
嵩上げパーツを設置し洗濯機が洗濯水栓と干渉しないか確認が必要です。
洗濯パンのデメリット
- ホコリが溜まりやすい
- 設置スペースが必要
- 掃除が面倒
洗濯機下に排水口があり、いつの間にかホコリが溜まった状態になることがあります。
中には、知らない内に排水口が詰まってしまい、漏水事故になることも。。。
排水口(トラップ)常に清潔を保つよう掃除しましょう!
【注意】洗濯パンの排水位置注意
各メーカー【L】【R】【C】と3種類の排水口位置の設定が可能です。
何も打合せがなければ、【C:センター】で設置することが多く、後々掃除に苦労することになります。
掃除しにくい洗濯パンの排水口位置
洗濯機が洗面側設置の場合
洗濯機正面の右側にスペースができる為、排水口の位置は【R:右手前】【C:右中央】に設置がベスト
洗濯機が壁側設置の場合
洗濯機正面の左側にスペースができる為、排水口の位置は【L:左手前】【C:左中央】に設置がベスト
比較していただき、よく把握してもらいたい部分です。
まとめ
- マンション洗濯パンは必須
- 掃除しやすくして漏水事故防止
- 設置する時は排水トラップ位置は見える場所に
これから洗面室をリフォームの方、洗濯パンの選定も気を付けてくださいね。